冬至

冬至の風習

2023年12月22日 「冬至」
今日は冬至と身体の関係性を少しご紹介したいと思います。
古くから世界中で様々な風習がある冬至。

日本では冬至を「冬の節句」とし、家族で一緒に柚子風呂に入ったり、かぼちゃや栗を使った料理を食べたりしますよね。

柚子風呂は、柚子の香りと温かいお風呂で体を温め、冷えた身体をほぐすための伝統的な方法です。
また、かぼちゃや栗には栄養が豊富で、冷え性を改善し、身体を温める効果があります。
冬至は、家族や地域社会との絆を深め合い、温かな時間を共有する日として大切にされています。

「一陽来復」
陰が最も極まり、陽へと転換する日ともいわれる「冬至」
身体の切り替えタイミングとしても、この「冬至」の節目を大切にしています。

冬至に知っててほしい事①冬至と骨盤の関係

体の要となる「骨盤」

セルフケア法としてお伝えしている「ストレッチ」でも
この骨盤の動きは大切にしているのですが、骨盤の動きにもサイクルがあり

呼吸をするごとに緩んだり、締まったり
1日のサイクルの中でも緩んだり、締まったり
1年のサイクルの中でも緩んだり、締まったりと変化をする中で
私たちは身体のバランスを取っています。

この冬至前後の骨盤が最も「締まる」時期で、このタイミングで自然法則に従って
体が適応できるかどうかもまた、健康で快適な身体でいられるかを左右していたりしています

この骨盤、私はお家の窓や扉の建付け(開け閉めのスムーズさ)に似ているなぁ・・・と思っているんですよね。

例えば骨盤の働きとして
しっかり締まることで、体内の「熱を逃がさない」ようにすることができたり、
反対に夏は緩むことで、体内の「熱を放出」させる働きがあります。

寒い日はしっかり窓を閉めて、外の空気が入らないようにしますし
暑い日は窓全開で風を入れようとしますよね。


ただ、骨盤周りの筋肉の可動域が下がってしまったり、様々な歪みによって
窓が開けづらかったり、閉めづらかったり、建付けが悪い閉じ方になってしまうと(すきま風が入っちゃうような・・・)
体も不調・不具合を起こしやすくなってしまいます。

それが、背骨に影響し、先端の頭蓋骨にも影響し、そのことで骨格や肉体的なことだけでなく
思考や感情にも影響してしまう。

そんな土台となる「骨盤」の一大イベントが「冬至」だったりするんです

まずは骨盤周りに触れてみよう

骨盤を整えていくストレッチはたくさんありますが、
今日はぜひ、骨盤回り(仙骨やお尻、お腹など)を手を温かくして、「摩る」ことをしてみましょう!

えっ・・・そんなことで何かいいことあるの??

ものすごーいことをしなくても、体っていろいろな影響を受けるんです。

この「摩る」ということも体にとっては大きなご褒美になりますよ。
(その理由は身体のことがわかってきたころに、しっかりとお伝えしますね)

冬至に知っててほしい事②冬至と香りの関係

「冬至」と言えば「ゆず湯」ですよね。

日本人は、こういった節目を大切にし、また節目のタイミングでしっかり身を清めるために
「水」と「香り」を使ってきました。(有名なのは、冬至のゆず湯と、端午の節句のしょうぶ湯ですね)

「穢れ・邪氣」を払い、節目を迎え、次の節目に向かってスタートさせる。

世界中で「香り」というものは、こういった儀式の中で活用されてきました。
現代では、それは「化学」として証明できるものが数多くありますが、

スピリチュアリティや、精神性の高かった私たちの祖先は、感覚的にそれを感じ取って活用していたのかもしれませんね。

実際ゆずには
「リラックス作用」だけでなく、気分を高めたり、「活力をアップ」させる効果、「抗酸化作用」、「消化促進」「集中力向上」なんて効果もあるそうです。

しっかり活用したいですね。

古来から続く風習を上手に活用し、健康管理に役立てていきましょう!

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