幸せホルモン「オキシトシン」と「アロマ」でHaeppyに生きる

今話題の「幸せホルモン」とは?幸せホルモン「オキシトシン」

ストレスや緊張が多い私たちの毎日には、セルフケア、セルフマネジメントにおいて、「心と身体のバランス」を保つことがとっても重要ですよね。

今日は身心のケアにおいて知っておきたい「オキシトシン」と「アロマ」の関係性に焦点をあてて、その癒しのパワー、Happyに生きるヒントをお伝えしますね。

まずは「幸せホルモン」・「愛情ホルモン」ともいわれるオキシトシンとは
いったい何なのでしょうか??

本来「オキシトシン」とは、子宮を収縮させたり、母乳の分泌を促したりということで知られていたホルモンなのですが、近年の様々な研究でオキシトシンが「心の繋がり」や「ストレス軽減」「リラクゼーション」にも大きく関与していることがわかってきています。

オキシトシンの分泌によって愛情や温かいふれあい、安心感をもたらすなど、心の安定感や幸福感を高めて、ストレスを軽減させる効果が期待されています。


女性は誰しも味方につけたい!アロマの魅力とは

一方、アロマテラピーとは「芳香療法」のこと。

香りを通じて心と身体に働きかける、自然療法です。

「嗅覚」という五感を刺激するアロマテラピーは、五感で唯一「本能にダイレクトにつながる」ルートを持っています。

鼻から入った香りが本能(大脳辺縁系)に届くまでの時間は、なんとたったの『0.2秒』。

こんな短時間でできる、セラピーは他にないです!

嗅いだ瞬間に、ふわーっと顔がほころぶ
まさか、0.2秒すら時間が取れないなんて言わないですよね。
忙しい女性ほど、知っておきたいリラクゼーション法なんです。

アロマが一般的になっている今だからこそ、知っておきたい注意点アロマは品質に大きな違いがある!

近年、「アロマ」が大ブーム。

なので、「良質なものもあれば」「一見良さそうに見える粗悪なもの」とが混在してしまっている状況です。
日本の表示って本当に難しい(笑) 
でも、買う側が粗悪なものを欲しがらなければ、企業は作らないので、消費者の私たちが少し賢くなる必要があります。

タッチケアの研究者として、有名な桜美林大学の山口教授の著書「タッチの魔法 アロマの奇跡」という本においても、香りの品質の違いによって、マッサージ効果が異なるという研究結果が出ていることについても記載されていました。(品質の高い精油(アロマ)を使うと、マッサージ効果の持続性、睡眠の質が改善されたりしたそうです)

日頃から私もお伝えしていることですが、
精油(アロマ)の世界は、知れば知るほど複雑で、原材料となる植物がどれだけ良い状態で精油になるのか?
精油になるまでに、どんなルートをたどり不純物を混在させずに精油になるのか?
またその成分についての、チェックをどれだけ多角的にしているのか?ということが大事になってきます。

また、日本のアロマの歴史を紐解くと、本来のアロマの起源である療法を目的とした「フランス式」ではなく、そこから派生したリラクゼーションだけを目的にした「イギリス式」の方が先に入ってきたことも、私たち日本人のアロマへのイメージを作っていると言われています。

選ぶ香りの品質で、日々の脳へのアプローチが変わっていくのでアロマの品質選びにはこだわって、「フランス式アロマの知識」がある方にご相談をされることをおすすめします(日本で有名なアロマの資格保持者はほぼイギリス式です)

オキシトシンを出していこう!タッチケアでオキシトシンを出していこう!

「オキシトシンを出す」簡単な方法は「タッチケア」

心地よい刺激で触れ合うことで、触れている人も、触れられている人もオキシトシンが出てきます。
もちろん、セルフケアで自分に触れることでもオキシトシンは出てます。

触れるタイミングにアロマを組み合わせると、相乗効果で「心や身体の健康に良い影響を与える」ことがわかっていますし、オキシトシンが出ることで、ストレスホルモンである「コルチゾール」を抑制する働きがあることもわかっています。

そしてストレスケアだけではなく

胎児期にお母さんが、お腹を撫で、赤ちゃんはお腹を蹴るようなことで母子の絆を形成していたり
幼児期にはスキンシップで、子供の思いやりの心を育み、子供の情緒の安定を促したり
成人期では信頼関係や共感性を高める働きがあったり
(ドイツの研究では、触れ合いが多いカップルは健康であると同時に浮気率も低いということがわかってます)

そして、高齢期には「心の安定」や「孤立・孤独感」の緩和などにもオキシトシンが寄与していきます。

さらに、「看取り」についても、しっかり触れて看取ることができた人と、そうでない人を比べると、触れ合うことができた看取りは、のちにひどい喪失感に陥ることはなく、温かな感情をもって生きていけることが多いと言われています。

などがほんの一例ですが、オキシトシンが出てることによって私たちの様々なシーンに影響してくることです。

オキシトシンを出すことを怠るとどうなる?オキシトシンが少ない人は?

オキシトシンの分泌が少ないことで

例えば更年期の際に
 ・骨粗鬆症になりやす
 ・体内の脂肪を蓄積させやすい
 ・肌の乾燥、皮膚トラブルが多い

・・・・なんてことも起こったり、

人のことを考えない自己中心的行動が多い(利他的行動ができない)のもオキシトシンが少ない方の特徴です。
いわゆる「Taker(奪う人)」「くれくれ星人」はもちろん、「自分のことだけでいっぱいいっぱい」なんて人もきっとそうですね。

ひとりで物事を解決しようとするのも、オキシトシンの量が関係してくるみたいですよ。
(私のサロンに来る多くの頑張り屋さんの女性に多いかも!)

これらはほんの一例ですが、ストレスフルな毎日だからこそ「オキシトシン」をしっかり出していくことが、毎日の健康やHappyにつながっていきますね♬

「アロマ」と「タッチケア」を味方にして、しっかりオキシトシンを出していきましょう!

一見同じに見えて違う結果に!どんな気持ちでやるのかがすごく大事!

タッチケアとアロマが良いんだから、やればいいでしょ!と、心ここにあらずの状態で、作業のようにしてしまう方が時々います。

「同じ行為に見えても、どんな気持ちでやるか」によって結果は大きく変わります。

この人を癒したい!って気持ちでやったら、「オキシトシンがしっかり出る」
でも、面倒だな、仕方がないな・・・なんて負担を感じでやると「オキシトシンは低下し、コルチゾール(ストレスホルモン)」出やすくなる」

これによって出る結果が違うことはご理解いただけますよね。

誰かにタッチケアするときも、これは自分自分のセルフケアをする時も同じです。
(毎日のスキンケアもですよ)

タッチケアだけだと面倒なことも、アロマがあるとお互いに良い香りを共有し楽しみながらできるし、セルフケアにおいても香りに包まれながら幸せな気持ちで自分に触れることができると思うんですよね。

そういった意味でも、タッチケアとアロマという組み合わせは最強なんじゃないかな??と思います。

オキシトシンが大量発生!誰かを癒せる自分ってとってもHappy

大切な誰かを癒したい方も、セルフケアを上手にできるようになりたい方も
まずは、「ハンドタッチで相手を癒す」という経験が、様々なことに活きてくると思っています。

💖大切な人に触れる時の緊張感を味わう
💖大切な人から触れられる感動を味わう

そんな経験が、自分の大切な人を癒し、自分自身を癒せることに繋がっていきます。
ぜひ、タッチケアとアロマを活用して自分も他人も癒せる自分になってくださいね。


まず何からして良いかわからない・・・って方にはこちらの講座もおすすめです。
アロマが初めてな人も、ハンドタッチが初めてな人にもわかりやすいと好評です!

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